若くして才能を発揮している人がテレビなどで紹介されていると、「天才なんだね」でお終い。別世界の人、別次元の人と思われがちですが、実際はどうなのでしょうか?
21歳の人気振付師は天才なのか?
21歳のダンスの人気振付師と聞けば、誰もが天才と思います。朝日新聞朝刊の「ひと」のコーナーに紹介されていたK-POPの人気振付師のReiNaさんは、天才なのでしょうか?
ダンスは縁遠い世界なので、ReiNaさんことは全く知りませんでした。韓国人気グループから依頼された振り付けの動画の再生回数が世界中で2億回を超えたとのことです。
この動画がReiNaの人生を変えたそうです。
米国のダンス大会で準優勝したり、ジャスティンビーバーの東京ライブの出演者にも選ばれたと聞けば、「あー、天才キッズね」。
自分たちには関係のない世界の人の話だと思いますよね。
努力の天才
でも、そこまでいくのには、相当な努力があったようです。
5歳でダンスを始めたReiNaさんは、小学校5年生から大会に出場するようになったそうです。練習時間は、学校の放課後に毎日6時間。同級生が遊んでいる時にも練習してたといいます。
習い事や塾に行かなきゃいけないのをさぼって友達と遊ぶのが、普通の小学生ですよね。
毎日、6時間の練習を365日、それも何年間もやり遂げる才能が凄いと思います。
努力する才能、やり抜く才能、諦めない才能。普通の人であれば、飽きたり、諦めたり、誘惑に負けたりするところで自分に打ち勝つ才能とでもいうのでしょうか? ダンスそのものの才能は勿論ですが、そういった才能が今のReiNaさんをつくりあげたのだと思います。
凄い人がテレビに出演してたり、雑誌に出ていたりすると、私たちは、「あの人は、特別なんだよ」と思いがちです。というか思わずにいられないのです。
今まで、自分が大した努力もしてこなかったことを認めたくないからだと思います。私自身も。
何かを成し遂げるのに粘り強さに勝るものはない。才能があってもそれをいかせない人がなんと多いことか(第30代アメリカ大統領 カルビン・クーリッジ)
運のよい人々とは、強い信念を維持し、数々の犠牲を払い、粘り強い努力を続けてきた人々である(ジェームズ・アレン)
もちろん、生まれつきの能力の問題も全く無視はできない。それでも、やはりこれはおまけみたいなものだ。絶え間なく粘り強く努力する。これこそ何より重要な資質であり、成功の要といえる(トーマス・エジソン)
いかなる種類の成功にとっても、粘り強さほど大切なものはない。粘り強ささえあれば、ほとんどなんでも乗り越えることができる(ロック・フェラー)
誰よりも三倍、四倍、五倍勉強する者、それが天才だ(野口英世)
努力と才能・天才の名言・言葉
☆この記事を作成する際には、朝日新聞.2022-12-2.朝刊を参考にしました。
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