いくらポジティブに前向きに行こうと頑張っても、やる気を失わせる原因となる社長、上司、同僚がいるものです。運悪くそのようなあなたのエネルギーを奪ってしまう、いわゆる「エナジーバンパイア」に遭遇した場合は、あなたはどうしますか?
あなたは、社長や上司を信頼していますか?
信頼できない上司や社長の下で仕事をしていたとしたら、毎日の仕事は楽しくないと思います。
会社の仕事は、チームで行うものなので、お互いの信頼がないと上手くいくはずありません。ましてや、上司、特に社長となると致命的です。そういう会社の雰囲気は良くないことが想像できます。
あなたの社長や上司に以下の特徴がありませんか?すべて当てはまる場合は、かなりヤバい奴ですので、信頼されることはないでしょう。
信頼されない社長の特徴
1.他人の責任にする(他責)
本来、会社の業績等、会社で起こることは全て社長に責任があります。
しかし、業績の悪さなどを、管理職やスタッフのせいにする社長います。「俺の指示通りやれば業績は良いはずだ。なぜ、できないのだ?」って感じです。
この手の人は、自分の指示が悪いとは絶対に思わないので、治療は不可能だと思います。(できれば、治療方法をお医者さんに聞いてみたいです。)
反対に、業績が良い場合は、自分の功績と考えるので性質が悪いです。(笑)
この他責は、やっていけないこととして、新入社員研修でも教え込まれるものです。それをできていない社長を信頼しますか?
2.言行不一致
社員には、挨拶励行だの、経費削減だの、号令をかけといて、自分からは挨拶をしない、私的じみた経費まで使い放題の社長を信頼する人は皆無でしょうね。
3.社員の悪口
社員同士で飲みに行って、上司の悪口で盛り上がるというのは、古今東西共通だと思います。褒められたことではありませんが、まあ、許してあげましょう。(私も散々言っていました)
ただ、それを社長や上司がやったら最悪ですよね。社員の失敗などを酒のつまみに飲む社長を信頼しますか?
4.不公平
自分の意見を「はい。はい。」聞く人、いわゆるYESマンを可愛がり、自分に従順でない部下に厳しい社長や上司って、意外に多い気がします。
多少は仕方がないこともありますが、あからさまな人は軽蔑されて当然です。
5.勉強嫌い
企業戦略・方針を過去の拙い経験からのみ判断し、経営書や歴史書といったものを参考にしない人や新たに情報を収集したがらない人は、判断ミスを犯すことが多いと思います。
特に、現在のように、世の中がどんどん変化している時代に勉強嫌いは通用しないと思います。
6.根暗・不機嫌
根暗で、朝から不機嫌そうな顔をした社長や上司と一緒に働きたい人がいますか?
ゲーテは、「人間の最大の罪は不機嫌である」と言っています。
処方箋
- 期待しない
このような特徴がある人に何かを期待すると、こちらのほうが反対にイライラしてしまします。ネガティブになってしまします。期待しないのが一番です。 - 距離を置きましょう
我々は、人を変えることはできません。変えようと思っても、こちらのエネルギーを吸い取られてしまいます。一定の距離を取るのがいいと思います。 - 下記の言葉をプレゼントしましょう。
信頼してこそ人は尽くしてくれるものだ。(武田信玄)
信頼が失われたならば、何を語っても意味がない。(フランツ・カフカ)
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