【頑張っている人11】大野淳平さん(34) 経営者

やる気の源

頑張っている人をみると、前向きになりませんか?私は、負けられないっていうポジティブな気持ちになります。ここでは、皆さんにも「俺も・私もがんばろう!」って思えるような刺激を与えてくれる人を紹介しています。

今日は、とてもユニークな経歴の方のニュースを見つけました。

スポンサーリンク

社会不適合者から年商30億円の経営者

今日の朝日新聞朝刊「ひと」のコーナーの『フルーツ大福をヒットさせた社会不適合者』という見出しに目が留まりました。

フルーツ大福?

社会不適合者?

どういう組み合わせなんだ?

大野さんは、パンクロックにあこがれ、ギターケースに教科書を入れて通学していたような高校生で、友達からは「カリスマ」ともてはやされていたそうです。

どこにでも、こういう変わった高校生っていますよね。でも大抵の人は、社会になるとそれなりに落ち着いてくるものです。

しかし、大野さんは、入社した機械商社の社長さんから「社会不適合者」の烙印を押され退社。

いったい何をすると「社会不適合者」と言われるのでしょうか?

次に、入社した広告会社では、昼から酒を飲み「コンプライアンス違反者」の烙印を押されたそうです。

「社会不適合者」「コンプライアンス違反者」の2つの烙印を押された人ってどうなんでしょう?私ならあまり近くに寄らないと思いますが・・・・

そして、大野さんは、自分で社長をやろうと決心したのですが、大野さんがすごいのは、ここからです。

和菓子屋さんへ

老舗の菓子店の隣に空き地をみつけ、老舗のお菓子屋さんの隣に和菓子屋を出店すれば、伝統を醸し出すことができる。と考えたそうなんです。

そんな発想できます?

雰囲気のお裾分け(横取り?)ですよね(笑)

凡人は、老舗の隣はダメだと判断しますよね。

そして、選んだ商品は、大福。大福ですから、普通は餡が主役でフルーツは脇役のところ、あえてフルーツを主役にしたそうです。

どんな味なのか想像つきませんが・・写真を見ると、断面がとてもキレイです。インスタ映えっていうのでしょうか、SNSで大ヒットしたそうです。

以下の言葉がピッタリです。

『アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせである』(ジェームス・W・ヤング)

『アイデアは、人間の熱意、熱心に対する神の報奨である』(松下幸之助)

創業3年で77店舗

今では「和菓子 弁天屋」は、創業3年弱で全国77店舗、洋菓子の本場であるパリに出店するそうです。

ホームページをみると、めちゃくちゃ綺麗でおいしそうです。

こだわりのフルーツ大福 覚王山フルーツ大福 弁才天

今では、立派に成功されていますが、和菓子屋をやると言い出した時の周りの反応はどうだったのでしょうか? 
おそらく、変わったやつだなぁと思われていて、ほとんどの人が失敗するだろうと思っていたのではないでしょうか?

『新しいものを考えついた人も、それが成功するまでは変人にすぎない』(マークトゥエイン)

『いつの時代も変わり者が世の中を変える』(織田信長)

大野さんをマネすることはなかなかできませんが、既存の概念、常識に囚われていては、いいアイデアを生み出すことはできない、ということを教えていただきました。

☆この記事を作成する際には、朝日新聞.2022-09-27.朝刊を参考にしました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました