皆さんは、どんな映画が好きですか?コメディ、アクション、恋愛、サスペンス、スリラー、歴史もの、・・色々なジャンルがありますね。
私は、ジャンルは何でもいいのですが(スリラーみたいな怖いやつを除く)、ハッピーエンドの映画が好みです。
やっぱり、映画も観た後に前向きな気持ちのしてくるものが、いいですよね。
今日は、私が子供の頃に観て感動した映画のロッキーを観ました。
とにかく、元気が出る映画といえばロッキーだね。
ボクシングの映画だよ。
ボクシング好きなんですよ。
どんな映画ですか?
これこそアメリカンドリームっていうやつだね。とにかく勇気わいてくるよ。
千載一遇のチャンス
気持ちが前向きななる映画といえば、私にようなおじさん世代が真っ先に思い浮かぶのが「ロッキー」ではないでしょうか?
あのテーマ曲を聴いてネガティブになる人はいなのではないでしょうか?
若い人の中には観たことがない人もいると思いますので、ご紹介します。
主人公のロッキーは、ボクシングだけでは食っていくことができず、借金取りのバイトで生計を立てているうだつの上がらないプロボクサーです。
所属にジムからは、引退を薦められるほどでしたが、ある時、世界チャンピオンのアポロの対戦相手が怪我をしたところから、人生の転機が訪れます。
世界ランカーの中から代わりの対戦相手が見つからなかったアポロは、無名のボクサーにチャンスを与えるとして、ロッキーを選んだのです。(今は、ノーランカーはタイトルマッチへの挑戦はできないと思うにですが・・当時はよかったのでしょうか? まあ映画ですから良しとしましょう)
千載一遇のチャンスってこういうことなのでしょう。
すると、今まではロッキーに冷たかった人までが群がってくるようになるのですが、ロッキーは一度は拒否します。
こういう話って、よく聞きますね。仕事で成功すると、どこからともなく人が集まってきて、会社がつぶれると、誰一人いなくなるっていう話。嫌ですね~人間って。
でも、心優しいロッキーは受け入れるのですよね~。
感動・感動そして感動
そして、私が子供だった頃に流行ったシーン、生卵5個をグラスで一気に飲み干すシーンを合図にトレーニングを開始します。(生卵2個ぐらいでやったことありますが、吐きそうになりました)
早朝ランニング、精肉工場での肉をサンドバック代わりにしたトレーニング・・
初めはよろよろだったランニングも軽快になり、あのテーマ曲でトレーニングを仕上げます。
トレーニング最後の、あのフィラデルフィアの美術館前で両腕を突き上げるシーンは鳥肌ものです。(今では、美術館にはロッキーの銅像が立っているそうです)
いよいよ、試合の日。
チャンピオンのアポロは、3ラウンドで倒すと宣言します。
しかし、遊び半分にジャブを出していたチャンピオンに、ロッキーの左アッパーが当たってダウン。
目が覚めて本気になったチャンピオンのパンチがロッキーを襲い、死闘が始まります。
数十年ぶりに見たのですが、結末を知っていても力が入ってしましました。
ダウンしたロッキーが、セコンドの指示を無視して立ち上がるシーンでは、泣きそうになってしまいました。(これまた音楽が最高なのです)
さて、結末は・・・
感動のラストシーン(泣)
チャンスをつかみ取るために
孔子も言っています。
「最大の名誉とは倒れない事ではない。倒れても倒れても起き上がる事である。」
まさに、そんな映画です。
チャンスをものにしたロッキーはまさにアメリカンドリームをつかみ取るわけですが、それまで、特別な努力をしていたわけではありません。たまたま、「イタリアの種馬」というキャッチフレーズがチャンピオンの目を引いて選ばれただけなのです。
でも、引退間際であっても、借金取りのバイトで生計を立て、ボクシングを続けていたからこそ、このチャンスが訪れたわけです。
ロッキーの小汚いボロアパートをみると、往年のチャンピオンである「ロッキー・マルシアノ」のポスターが貼られ、サンドバック代わりにしているのであろうボロボロの塊があり、ボクシングが好きであろうことが伺えます。
好きなことを突き詰める、そしてチャンスを逃さない、それが成功の秘訣ではないでしょうか?
私のところへチャンスは?
もう、通り過ぎちゃったの?
とにかく気持ちを前向きにしてくれる映画です。お勧め。
なんか、ロッキー2も観たくなってきました。
ちなみに、いま世界タイトルマッチは、12ラウンドで行われていますが、この映画のころ(1976年)は、15ラウンド制でした。(豆知識)
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