気分が乗らない、ポジティブ・前向きになれない時って誰にでもあると思います。
そんな時ってどうしていますか?
私は、ジョギングや筋トレなどで気分転換するとともに、本を「やる気の源」にします。
私、人間関係で悩んでいるのですよ。
具体的にはどんなことですか?
上司とシックリいっていないのです。嫌われているような・・
では、この本を読むといいですよ。
人間関係をよくするには、人間の習性をよく理解することが第一歩なのだそうですよ。
人間関係は難しい
この本は、読んで、元気になったり、気持ちが前向きになるという点では少し観点がズレるかもしれません。
しかし、人間関係が改善するという点ではかなり効果があり、結果的に前向きになれると思います。実際私もこの本を読んで、やってはいけないことをやっていたことに気が付きました。
私にはかなり当てはまるのですが、人との会話で、つい余計なことをいったりして、相手の気分を損ねたりすることはありませんか?
上司や部下との会話で、つい気まずくなること言ってありますよね。
気づかないうちに余計な一言を言っていたりするものなのですよね。
この本では、人間関係をよくする方法について書かれています。
失業者の9割が人間関係での失敗
アメリカの心理学者の調査によると。仕事ができないという理由で失業する人は全体の1割程度であとの9割は他人とうまくかかわれなかったからだったそうです。
また、ある大学の調査によると、人間関係にたけた人は、優秀な学業成績を収めた人より、15%も収入が上回っていたそうです。
この二つの調査からわかることは、人間関係をよくするテクニックを持たなければ損だということですよね。
では、人間関係を良くするには、いったいどうすればいいのでしょう?
人間の習性を知ること
それは、人間の習性を理解することだそうです。そして、その習性は大きく分けて、以下の2つです。
すべての人は、自分の自尊心を満たしたい
人は自尊心がある程度満たされて、他人に意識を向けることが出きるようになるので、自尊心が満たされていない場合、辛辣な意見等をすれば摩擦やトラブルになるそうです。
つまり、自分に自信のある上司に批判的な意見を言っても受け止めてもらえるが、自尊心の低い上司の場合はトラブルになり人間関係が悪くなってしまうことになります。
したがって、自尊心が低い上司と接する場合は、自尊心を満たしてあげることが必要になります。
具体的には、良いところを見つけて賞賛することですね。
ただ、自尊心が低い高いは、よくわからないので、みんなの良いところを探して、褒めることがいいでのでしょうね。(褒めて怒る人はいないので・・)
考えてみると、仕事のできる人で、自分の意見を通すのが上手な人って、相手をご機嫌するのも上手ですよね。
反対に、正論を言って正面突破しようとする人は、撃沈しがちのような気がします。
すべての人は、自分の重量感を満たしたい
すべての人は、自分の価値を他人に認めてほしい、自分をほめてほしい、自分に気づいてほしい、と思っている、といいます。
そして、礼儀やマナーは相手の重要性を認めることを示す方法です。
逆に言えば、上司に挨拶をしない、遅刻して待たせる、言葉遣いがなれなれしい、などは厳禁ということですね。
絶対にやってはいけないのは、自分の重要性を相手に印象づけたいという誘惑に負けてしまうことです。
よくありがちなのは、上司が何か間違えたことを言ったときに、その間違いをその場で指摘してしまうことです。これは、たいてい問題を解決したいからではなく、自分の重要感を高めたいからだそうです。
これは、私はしょっちゅうやってしまいます。話し相手の間違いを、反射的に修正しちゃうのですよね。(最近は、だいぶ抑えられるようになってきましたが・・)
相手の間違いを指摘する前に、「相手が正しいかどうかは大きな意味をもつのだろうか?」自問しよう、とのことです。
たいていの会話では、ほとんど聞き流してもいいことばかりだと思います。たとえば、昨年のセリーグの優勝チームなんか間違えてもどうでもいいですよね。
まとめ
この2つの人間の習性に気を付けるだけでも、人間関係は格段に良くなると思います。ただ、人間は悲なしいかなすぐ忘れてしまうし、感情的になったときに吹っ飛んでしまうのですよね。
この本には、他にも様々な方法が書かれていますが、まず、この二つを意識したいと思います。
人の悩みのほとんどは、人間関係が原因だそうです。人間関係の悩みが一つでも解決できれば、前向きになれると思いますので、「ポジティブの種」として、この本をご紹介しました。
☆記事を作成する際には、書籍「人望が集まる人の考え方」を参考にしました。
参考)レス・ギブリン、「人望が集まる人の考え方」、ディスカバ・トゥエンティワン、2016.7.15
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