気分が乗らない、ポジティブ・前向きになれない時って誰にでもあると思います。
そんな時ってどうしていますか?
私は、ジョギングや筋トレなどで気分転換するとともに、本を「やる気の源」にします。
リーダーは弱くてもかまわない
松下幸之助さんとか稲盛和夫さんといった偉大な経営者と言われている人の本を読むと、確かに前向きになり、やる気にもなります。
でも、
心の片隅には、「この人たちは特別な人ではないだろうか?」
「リーダーとは、この人たちのような特別な人でなければ、なれないのではないか?」
という引っかかりみたいなものはあります。
「俺にはできないよなぁ」ってネガティブな面も顔を出しちゃいますよね。
この本の作者である岩田松雄さんは、そんな消極的なネガティブな気持ちを取り除いてくれます。
岩田松雄さんは、
47歳で「ザ・ボディショップ」の社長
51歳で「スターバックスコーヒー・ジャパン」のCEO
という素晴らしい経歴をお持ちの方です
岩田さんは著書の中で、51の考え方を披露されていますが、以下は、その中で特に私が共感した部分です。
岩田さんは、「リーダーは弱くてもかまわない」とおっしゃっています。
心強い言葉じゃないですか? リーダーって、強くて、雄弁なイメージがありませんか?
弱くてもいいのですよ。誰にでもなれるってことですよね。
人間力
ただし、やはり次の条件はかなり難しいです。
1.優れた人間力を持っていること
人に「ついていきたい」と思ってもらうには、優れた人間性が必要だと言います。
もちろん、生まれながらに優れた人格の持ち主はいません、ただ、優れた人格の持ち主になろうと努力する人はいます。そういう人物こそが人格者だと。
例えば、自分が弱いと自覚していれば、その弱さと向き合って負けないようにしようという、自覚を持てばいいのだと。
そして、謙虚で、まだまだこれからという意識を強く持っている人であることです。
2.人間力が疑われるようなことをしない
まず、人の悪口や自慢話は控えること。会社の悪口、上司の悪口、同僚、部下、取引先、社会の悪口、政治の悪口など悪口は聞いている人が気持ちのいいものでないのでNG.だそうです。
私、かなり政治の悪口とかいっちゃっています。(反省)
3.得を高めていく意識を持つ
人間として自分をどう高めていくか、その努力を常にできるか。自分のためでなく他者や社会に目を向けることができるか。
私も、毎日そうありたいとは思ってはいますが・・・(持続力が・・)
4.毎日が自分を磨ける場だと知る
リーダーが人間力を示せるのは、日々の行動。ありがとうや挨拶を習慣にする。
私は、挨拶ができない人を軽蔑しますので、挨拶だけはやっているつもりです。
どうですか、51のうち、たったの4つですが、こんなリーダーがいたらついていきたいと思いませんか?
確かに、このたった4つのことでも大変難しいことです。でも、毎日心がけていたら誰でもができることばかりです。
他の47もすべても同様に誰もができることばかりです。難しい理論を覚えろ、とか難解な計算をしろ、とか言っているわけではありません。
よし、「やってみよう!」 「頑張ってみよう!」って、前向きな気持ちなりませんか?きっと誰もが前向きになれる本だと思います。
お勧めです。
☆記事を作成する際には、書籍「ついていきたいと思われるリーダーになる51の考え方」を参考にし
ました。
参考)岩田松雄、ついていきたいと思われるリーダーになる51の考え方、サンマーク出版
2021.5.20
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