【前向きになれる映画6】大河への道

やる気の源

皆さんは、どんな映画が好きですか?コメディ、アクション、恋愛、サスペンス、スリラー、歴史もの、・・色々なジャンルがありますね。

私は、ジャンルは何でもいいのですが(スリラーみたいな怖いやつを除く)、ハッピーエンドの映画が好みです。

やっぱり、映画も観た後に明るく前向き・ポジティブな気持ちにしてくれるものが、いいですよね。

社労士T
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伊能忠敬って知ってる?

日本地図を作った人ですよね?

社労士T
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私もそれぐらいしか知りませんでした。

今日は、伊能忠敬の映画を観たんですよ。

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なぜ、伊能忠敬は大河ドラマにならないのか?

先日、社労士試験最高齢合格者について書き、その中で、年を取ってから成功した人として伊能忠敬について触れました。
しかし、私も、年を取ってから日本地図を作った人ということぐらいしか知らなかったので、映画「大河への道」を観ることにしました。

物語は、忠敬さん(香取市の人は、伊能忠敬を親しみを持って呼ぶらしいです)は、なぜ大河ドラマで取り上げられないのか、から始まります。
(日本中を歩いて測量しているだけだから、ドラマにならないんだろう、という意見には納得してしましましたが・・)

ある時、知事から大河ドラマになるようにチャレンジしろとの指示が下ります。その責任者として、香取市の総務課の池本主任が選ばれます。

そして、知事にお願いするように指示された脚本家の加藤さんを説得するために、伊能忠敬の魅力について説明します。

・忠敬さんは、天文学を学び始めるのは50歳の時、二回りも年下の天文学者に弟子入りしたこと。
・忠敬さんは、はじめから地図を作りたいわけではなく、ただ地球の大きさを知りたかったこと。
・そのためには、日本の遠く離れた2つの地点で計測をしなければならなかったのですが、当時は関所を超えて自由に行き来できなかったため、幕府が蝦夷地の地図を欲しがっているのを聞いて自ら名乗り出たこと。 などなど。(えっ!日本地図を作る気がなかったの?)

加藤さんは、その完成した地図が、現在に地図とほぼ変わらないことの感動し、受け脚本を引き受けるのですが、重大なことに気づいてしまいます。

1818年 死去

1821年 地図完成

伊能忠敬は、地図を完成させていない???

伊能忠敬を生きていることにしよう

そこで、場面は江戸時代へ

伊能忠敬が亡くなった後、お弟子さんたちは、地図を完成させることをにし、そのために3年もの間を忠敬の死を隠し続けます。
忠敬の死を隠して、地図を作り続けることは、幕府をだまして資金を出させ続けることですから、バレたら大変です。

幕府の勘定方にバレそうになった時も、

「伊能の地図を作ればこの国に大いなる恵みをもたらすことを信じていた。何があろうがのちの世のためになる。これはやり遂げるべき、受け継がれるべきこと」と地図を完成させる意義を再確認し、地図作りを続けるのです。

そして、弟子たちは、地図を完成させるのです。

スタッフ・裏方さんに感謝

実は、伊能忠敬の地図を完成させたのは、伊能忠敬の意思を継いだ名もないお弟子さんたちだったのですね。知りませんでした。

歴史の教科書を読むと、伊能忠敬が一人で作ったように勘違いしてしまします。しかし、当たり前のことなのですが、実際には多くの協力があってこそ、なのですよね。

会社といった組織でも、それは同じことだと思います。仕事を受注して、いかにも自分一人で受注したような顔をしている営業マンがいますが、それって違いますよね。多くのスタッフ、縁の下の力持ちがいたからこそ受注できたはずです。

表に出る人は、裏方を敬う気持ちが大切ですし、逆に、裏方に回って人助けることも、大きな仕事をチームで成し遂げるためには大切なことだということを、この映画で再確認しました。

縁の下の力持ちになることを厭うな。人のためによかれと願う心を常に持てよ。
(前島密)

歴史上の人物.com

それで、大河の道はどうなったかは、ご覧になって確かめてください。とても面白い映画ですよ。

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