皆さんは、どんな映画が好きですか?コメディ、アクション、恋愛、サスペンス、スリラー、歴史もの、・・色々なジャンルがありますね。
私は、ジャンルは何でもいいのですが(スリラーみたいな怖いやつを除く)、ハッピーエンドの映画が好みです。
やっぱり、映画も観た後に前向きな気持ちにしてくるものが、いいですよね。
無実なのに刑務所に一生入れって言われたらどうする?
もう絶望しかないですよ、自殺するかもです。
私もです。 今日の映画は、無実の罪で刑務所に入れられた人が主人公です。
無実の罪で無期懲役
銀行家であったアンディーは、奥さんと愛人を殺害した罪で、ショーシャンク刑務所に投獄されます。そこで、調達屋のレッドに出会い、物語がゆっくりと動いていきます。
ある日、アンディーは、趣味の石細工をするのに必要だと言って、レッドにロックハンマーを手に入れるよう頼みます。
小さいハンマーを手に入れたレッドは「これで、脱獄するに600年かかかるぞ」とアンディーに言いって渡します。
なかなか仲間を作ろうとしないアンディーは、刑務所で日常的に暴行を受け、絶望的な日々が続きます。
悪夢の2年間が経過したころ、刑務所の屋根の修理作業に加わったことで転機が訪れます。
刑務主任が相続したことを知ったアンディーは、刑務主任に節税方法をアドバイスして、その代わりに仲間の囚人たちがビールを飲む許可をもらいます。そして、もともと、銀行家でお金に強いアンディーは、刑務官達のお金の相談を受けるようなったりして、少しずつ刑務所の中で存在感を増していくのです。
心の中のものは誰にも奪えない
ある時、アンディーは、刑務官の命令を無視して、懲罰房に入れられます。
そして、戻ってきたアンディーは言います。
「快適だった。ずっと頭と心で音楽を聴いていた。音楽は決して人から奪えない」
「心の豊かさを失っちゃダメだ」
「心の中には、誰にも奪えないものがある」
「Hope(希望)」
無実の証人
そして、10年経過します。
アンディーの実力は、刑務所所長までもが認められるようになり、所長の裏金の整理までを任されるようになります。
ある日、新たにトミーという若い囚人が入ってきました。
トミーは、4年前にいた刑務所で、おしゃべりな囚人から聞いたことをアンディーに話しました。
「盗みに入った家で気づかれ、プロゴルファーと女と殺した。女の亭主は一流の銀行員で、その亭主が捕まった。」のだと。
アンディーは、所長に再審を訴えましたが、アンディーに刑務所から出られては困る所長は、アンディーを懲罰房に1か月入れ、トミーをトミーの脱獄を装って殺します。
希望はあるのか?アンディーの運命は?
懲罰房から出てきたアンディーは、レッドに希望を語ります。
「メキシコの町に行きたい、海岸の近くにホテルを開くんだ」
刑務所に30年以上いたレッドは、
「俺はシャバでは生きられない。ここの住人だ。怖くて出られない」という。
アンディーは、レッドに、
「仮釈放になったら、バクストンの牧草地へ 石垣があって、樫木が1本生えている場所を探して、その木の下を掘れ。」という謎めいた言葉を残します。
レッドは「最近アンディーの様子がおかしい」と仲間に話すと、仲間の一人が、「この前、アンディーにロープを頼まれて、ロープを渡した」と。
それを聞いたレッドは不安になります。
そして、レッドの人生の中で一番長い夜が訪れるのです・・
さて、アンディーの運命は??
人生そのもの
この映画を観た時、刑務所という壁はないが、人生そのものを描いているのではないかと思いました。
コツコツと勉強して、何十年も働きながら、やりたいことを見つけ、仲間や家族に囲まれ、社会的に役立つことで一生を終えていくのですから。
人生の場合は、希望というより、目標といったほうが良いかもしれませんが、目標は誰に奪われるものでなく、自分だけのものですよね。
アンディーが希望をもって困難に立ち向かって刑務所内で生きていったように、目標に向かって人生を前向きに生きたいと思いました。
そんな気持ちにしてくれる映画です。
私は、今回、Netflixで鑑賞しました。Netflixに加入している方はぜひご覧ください。
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