【ダメ社長3】 引きこもり社長―社長が外出しなくなったー

会社を元気にする方法

中小企業の社長が会社から出かけなくなったら、危険信号です。特に、ワンマン社長の場合は、危機的な状況に向かっています。あなたの会社の社長にそのような症状はありませんか?

スポンサーリンク

社長さんの仕事

中小企業の社長の仕事って、

・経営計画を立てる。

・経営幹部に指示をする。

・顧客のもとへ行き営業をする。

・工場など現場を視察する。

・銀行対応など資金調達をする。

・社員採用面接をする。

・夜は会食、休日は接待ゴルフ。

などなど盛りだくさんですよね。

多岐にわたって長時間、仕事をするスーパーマンみたいな人ですよね。

全役員・全従業員の中でも一番働くのが社長ではないでしょうか。

あなたの会社の社長さんもそうではないですか?

経営方針の決定

社長の仕事の中で特に重要なのが、会社の方針・方向性の決定だと思います。

なぜなら、いくら素晴らしい商品を持っている会社であっても、時代に合わないものは

顧客のニーズがあるわけがないのですから、市場から退場させられてしまうからです。

当たり前ですよね。

そして、会社の方針を決定することは、社長以外にはできません。

したがって、社長は会社の方向性を見誤らないように、常に世の中の流れを見極め、常に新しい情報を収集する必要があるのです。

そのためには、様々な情報を収集する必要があり、あらゆる方向にアンテナを張り巡らさなければなりません。

具体的には本を読んだり、セミナーに行ったり、講演会に行ったり、顧客や取引先の会社、現場に出かけて、直接、人の話を聞かなければなりません。

もちろん、社内にいても情報は入ってくるでしょう。

しかし、社内の人が社長に報告する情報は、社長好みにアレンジされていたりするので安易には信用するのは危険です。

実際に自分の目で見て、自分の耳で聞くことでしか真の情報は集めることはできません。

引きこもり社長

ですが、社長が年を取ってきたりすると、人によっては、だんだんと出不精になったり、

新しい情報を吸収する意欲がなくなるようです。(おそらく、人は年を取るとみんなそうなるのかもしれませんが・・)

また、出かけたとしても、気が合う人としか会わなくなるようです。

そして、まずいことに、今まで外に目を向けていた時間が、全て内部管理に集中します。(とても面倒な存在に変身していきます)

そうなったら、社長さんは自ら、次の方にバトンタッチすべきです。なぜなら、顧客に合わなければ、自分の会社のサービスがニーズにあっているかわかりませんし、現場の状況もわかりません。

そして、前述のとおり、部下は都合の良い情報しか耳に入れないものです。怒られたくないので、ある案件が順調じゃなくても、ギリギリまで順調というものです。

もちろん、正確な指示ができるはずありません。

普通は、自分に限界を感じ、自ら引退するものなのですが、引きこもり社長さんに限って、不思議なことに居座るようです。そして、過去の成功体験から方針を決めるようになるようです。

もう、その判断が危険なのは誰にでもわかります。

処方箋

例えば、現在のコロナ禍では、過去の成功体験なんかは全く役に立つわけありません、おそらく、ピント外れの指示をしまくって、経営幹部が困っていることでしょう。

その指示によって、会社の業績に影響が出ていなければいいのですが、業績に悪影響がでているようならば、エックスデーに向けて準備したほうがよいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました