「今の若者は」なんてことを言っていると負けてしまうかも。-意識調査から感じたこと-

やる気の源

「今の若者は・・」みたいなことをよく言いますが、実はしっかり自分を持っている人が多いのではないでしょうか?

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10年以内に半数が退職予定

株式会社マイナビが実施した「新入社員意識調査」(対象:2022年卒の新入社員800人)によると、「3年以内に退職予定」は28.3%、「10年以内」では51.0%、「定年まで」と答えた割合は、18.5%だそうです。

よく、新卒の3割が3年以内に辞めるといわれていますが、その通りの調査結果なので、そんなものかな、とも思います。

しかし、10年以内に半数が辞めるというのは、なんとなく意外でした。

最近は、安定を求めて、大企業意識が高まっていると聞いているので、せっかく入社したのに、既に辞めることを考えているのですね。(対象が大企業ばかりとは限りませんが・・)

そういう私も結果的に新卒で入社した会社は、10年ぐらいで辞めていますが、入社時は、定年まで勤めあげるという気持ちでした。

おそらく、「10年以内に退職」ということを入社時から決めているということは、目標があってそれに向かって計画があるということなんでしょうね。だとしたら、凄いですよね。

どういう人生設計なのか、直接伺ってみたいですね。興味あります。

嫌われている業種

話はガラッと変わりますが、私が就職活動をしていた頃は、とにかく、3K業種(キケン・キタナイ・キツイ)が敬遠されていました。

今の若い人はどうなんでしょうね?

今も似たようなものでしょうか?

気になったのでちょっと調べてみると、「帰れない」「厳しい」「給料が安い」が3つが、先ほどの3Kにプラスされて6Kともいわれるらしいです。

敬遠される業種は変わらないようです。

人気の部署は?

また、私のような事務系の部署で言うと「広報」「企画」「開発」(これも3Kですが)、人気の部署だったという記憶があります。

間違っても、私が配属された「経理」は入っていませんでした。(地味すぎます)

今はどうなのでしょうか?

これも、調べてみると、1.広報 2.宣伝 3.マーケティングだそうですが、開発とか企画もベスト10に入っているのであまり変わっていないですね。

今も昔も、なんか派手そうで華やかなイメージの部署が人気なんですね。

働きがい感じるのは?

すみません。また、調査の話に戻ります。

Q「働きがいを感じる職場は、どういう職場ですか?」という質問に

新人A君
新人A君

自身の成長を感じる職場ですよ。(56.6%)

僕は、誰か(顧客・同僚)の役に立つことのできる職場だなぁ。(49.8%)

褒められたり、労われたりすると働きがいを感じますね。(48.0%)

意外にも、「自身の働きに見合う報酬が得られている」は31.1%と低めの結果で、給料は働きがいと感じている人は若干少ないようです。

先週書かせていただいた、ハーズバーグの2要因理論(動機付け要因と衛生要因)が見事に当てはまる結果となっています。

負けてはいられません-良きライバル-

この調査結果から感じるのは、今の人って、<私が新卒だった頃より大人ですね>ということです。

「今の若者は何を考えているかわからない」なんてことは言っていられませんね。

(もしかして私だけかもしれませんが)

私のころは、毎晩、誰かに飲みにつれて行ってもらうこととか、ボーナスが出たら〇〇を買おうとか、自分の成長について考えたことなんかありましたっけ?って感じでした。

確かに年齢は30歳ぐらい違いますが、意外に侮れない存在なのでは?と思い、負けてはいなれないと思った調査でした。

みなさんは、どうお感じになりますか?

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